汚名挽回?名誉返上? | 三月のいいかげん人生待ったなし

汚名挽回?名誉返上?

ぼ~っと、アニメの聖闘士星矢のアニメを見てたのですよ。
すると、主人公である星矢君がこんなこと言っていたのです。
「よ~し!黄金聖衣を取り返して汚名挽回だ!」
汚名を挽回するんですね。
小さいころからサンクチュアリに行ってしまうと
日本語も微妙になってしまうみたいです。

でも、ちょっと待ってください。


世間では「汚名返上」「名誉挽回」が普通とされてますが、
本当に「汚名挽回」って使わないのでしょうか?
汚名を挽回したい人もいるのではないでしょうか?


例えば、教皇殺して新教皇に成り上がった悪サガさん。
しかし、もうひとつの人格の善サガさんが街に繰り出し、
今にも死にそうなカシモドさんに優しい言葉をかけてしまいました。
街では、優しい教皇さまと大評判。
あまつさえ、「私が見た教皇は正義だ」とか言い出す人も出てきます。
悪の道を貫き通している悪サガさんにしてみれば納得いきません。
「ぬうううう、なんとしても汚名挽回せねばぁ!!!」


なんとなく、ありそうです。
例えばこんなこともあるでしょう。


街一番の不良高校生の翔君(17歳)。
学校では誰も近づかないほど、悪っぷり。
しかし学校帰りの途中、一匹の捨て猫を見つけて拾っているところを
クラスメートの女の子に見つかってしまいます。
少女漫画にありがちなラブロマンスに発展、、、
なんて甘い現実はなく、学校中に猫を拾った事実が広まってしまいます。
「翔君ってああ見えてもやさしいのね」とか言い出す人も出てきます。
翔君にとっては不本意極まりありません。
「ちっ、あいつらぶっ殺して、汚名挽回しねぇとな。」


うわあ、ありそうです。ありそうですよ。
他にも他にも


MHで1日10回は友人をふっとばさないと気がすまない
極悪ハンマー使いのDさん。
ある時、いつものように気分よく友人を吹っ飛ばしたところ
結果飛竜の攻撃をかわすことになり、逆に感謝されてしまいました。
「ありがと~^^」
吹っ飛ばしておきながら感謝されるのは納得がいきません。
「くっ、あと10回吹っ飛ばして、汚名挽回だ!」


ありそうですね~!
やはり悪役には汚名挽回は必要な言葉ですよ。

というわけで、三月的には「汚名挽回」は有り!
と言うことにさせて頂きます。

。。。なんのこっちゃ。